文京区最高峰の築山・藤代峠(ふじしろとうげ)(文京区)
六義園(りくぎえん)で一番高い位置にある標高約35mの「藤代峠」は、文京区で最高峰の築山です。江戸時代には富士山が望めたことから富士見山とも呼ばれていました。
六義園は、五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳澤吉保が元禄15年(1702)に築園した、和歌の趣味を基調とした「回遊式築山泉水」の大名庭園です。大泉水を中心とした海辺と、それを囲む山辺に見立て、和歌に詠まれた八十八の景観を再現しています。明治になると三菱の創業者・岩崎彌太郎の別邸となり、荒廃していた庭園を再生させました。その後、昭和13年(1938)に東京市(都)に寄附されました。大泉水のまわりに滝見茶屋やつつじ茶屋などの茶屋をはじめ、馬場、築山、芝生地などが巧みに配置され、池を巡る園路は移り変わる季節の変化を楽しむことができます。藤代峠の頂上から眺める優美な庭園は素晴らしく、六義園は昭和28年(1953)に国の特別名勝に指定されました。
見どころ
藤代峠の頂上から望む庭園
滝、石組の景観や水音が楽しめる滝見茶屋
園内八十八の景勝地に置かれた石柱。現在は三十二カ所のみ残っている
和歌の心が息づく大名庭園
藤代峠へと続く渡月橋は、和歌から名付けられた石の橋で2枚の大岩があたりの雰囲気を引き締めている
明治の頃につつじの古木材で建てられたつつじ茶屋は、その姿を現在に伝えている
東京市によって再建された内庭大門。門を潜った広場にシダレザクラの大木が植えられています。
DATA
所在地/文京区本駒込6-16-3
主なアクセス/
①JR山手線「駒込駅」南口から徒歩約7分
②東京メトロ南北線「駒込駅」2番出口から徒歩約7分
③都営地下鉄三田線「千石駅」A3出口から徒歩約10分
開園時間/9時〜17時(入園は16時30分まで)
※イベント開催期間など開園時間延長が行われる場合もあります。
休園日/年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
無料公開日/みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
入園料/一般300円、65歳以上150円、小学生以下(要付添)及び都内在住・在学の中学生は無料
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