江戸っ子が愛した桜の名所・飛鳥山(北区)
桜の名所として人気のスポット飛鳥山の歴史は古く、8代将軍・徳川吉宗までさかのぼります。飛鳥山に1270本の桜を植えた吉宗は、桜の名所では禁止されていた酒宴や仮装を許し、江戸っ子たちはさまざまな趣向で楽しみました。明治6年(1873)には上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定され、桜だけでなく秋には紅葉をのんびりと楽しむことができます。標高25.4mですが、誰もが気軽に楽しむことができるように、車椅子やベビーカーにも対応できる無料のあすかパークレール・アスカルゴがあり、約2分で山頂につきます。
見どころ
多目的広場から東側の高台へ上る途中にある火の見櫓風の時計塔
8代将軍・徳川吉宗の飛鳥山における業績を伝えるために、元文2年(1737)に建立された碑(東京都指定有形文化財)
明治通り側から見た飛鳥山
公共基準点と標高モニュメント
DATA
所在地/北区王子1-1-3
主なアクセス/京浜東北線「王子駅」(中央口か南口)から徒歩すぐ、都電荒川線(東京さくらトラム)「飛鳥山駅」・「王子駅前駅」から徒歩すぐ 、東京メトロ南北線「王子駅」から徒歩約3分