23区内で一番高い天然の山・愛宕山(港区)
愛宕山は古くから信仰の場として栄えた愛宕神社が鎮座する天然の山で、23区内では最高峰の標高約26m。山頂に祀られる愛宕神社は1603年(慶長8)、徳川家康の命により防火の神様として建立されました。大鳥居から一の鳥居まで続く出世の石段は86段あり「男坂」とも呼ばれています。この石段を登り切った右手にある三角点は山の証しです。四季折々の表情をもつ愛宕山は安らぎの場でもあります。また2年に1度9月に行われる「出世の石段祭※」は、御神輿が急勾配な出世の石段を行き来するダイナミックな祭りです。
※今年(令和4年)は、出世の石段を行き来する御神輿は中止となります。
見どころ
丹塗りの門・神門
撫でると福が身につくとされる招き石
境内の右手にある神池
徳川家康公の命により防火の神様が祀られた社殿(昭和33年〈1958〉に再建)。
境内にある三角点
DATA
所在地/港区愛宕1-5-3
主なアクセス/東京メトロ日比谷線「神谷町駅」・「虎ノ門ヒルズ駅」下車徒歩約5分、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」下車徒歩約8分、都営三田線「御成門駅」下車徒歩約8分、JR「新橋駅」下車徒歩約20分