何にでも積極的にチャレンジ

母が言うには、子どもの頃はかなり我がまま娘だったみたいです（笑）。昔の写真を見ると、いろいろな子たちと楽しそうに写っていて、お友だちはとても多かったと思います。とにかく好奇心が旺盛で、興味を持つと、あれもこれも全部やりたいという感じで積極的でした。結構、ミーハーだったのかもしれませんね（笑）。

東京で生まれ育ったのですが、地元がよみうりランドに近かったこともあり、家族とは物心ついた頃から行っていました。いろいろな乗り物に乗っていたことも覚えています。夜のイルミネーションがとてもきれいで、学生の頃はお友だちともよく行きました。よみうりランドには、私の思い出がいっぱい詰まっています。

スカウトは、渋谷のスクランブル交差点のど真ん中

小学校5、6年生の頃、隣のクラスの子が雑誌に出ているのを見て、「私も可愛いお洋服を着たい！」。その時にモデルになりたいと思い、両親に話をしたら反対されました。高校生の時に渋谷のスクランブル交差点、それもホントにど真ん中で声をかけていただいたのですが、ちょっと怖かった記憶があります（笑）。

いくつかの事務所から声をかけていただき、名刺を机に置いて、「こんなに声をかけてもらっているんだ」と、両親にアピールしました（笑）。両親に許してもらえた時はホッとしました。でも本格的に芸能活動を始めるのだと思うと、気持ちはドキドキとワクワクが入り混じっていました。私は一般の高校に通っていたのですが、先生たちがとても理解してくださり、周りの人たちにも支えられ、恵まれた環境で仕事をスタートできました。

夢は『non-no』の表紙を飾ること

オーディションで『non-no』の専属モデルに受かってから、10年間お仕事をさせていただきました。その頃から表紙を飾ることが私の夢でした。でも「表紙を飾るのが夢」などと口にすることはできませんでした。夢だと思っていたことが叶った時は本当に嬉しかったです。

女優、モデル、「ZIP！」のリポーターなど、いろいろなお仕事をさせていただいていますが、すべて好奇心につながっています。「無理かも」と思うこともありますが、まずは「本気でやってみよう！」、「何にでも挑戦してみる」。これをとても大事にしています。

どんなお仕事でも、カメラの前に立つと集中し、自分の世界に入ることができるタイプなんです。それでも、リポーターのお仕事は難しいなと思っています。だからほめてもらったりすると本当に嬉しいですね。難しいお仕事ほどやりがいがあって、チャレンジ精神に火がつきます。私は感情にあまり起伏がなく、穏やかなタイプなんですが、お仕事の現場に行くとカチッとスイッチが入って、お仕事モードに変わるみたいです。

チャレンジすることを大事にしている

今の仕事を大切にしながら、これまでとは角度の違うお仕事にも挑戦したいと思っています。役者さんだったら、まだ挑戦したことのない役などもやってみたいですね。今させていただいているモデルのお仕事は、可愛いお洋服を着ることが多いのですが、可愛い面だけではなく、また違った一面を見てもらえるといいですね。興味を持ったことは積極的にチャレンジしたい。それは子どもの頃から変わらない、私が一番大事にしていることです。

自分の時間をゆっくり楽しむ愛犬ファーストの暮らし

渋谷、表参道などによくお買い物に行くのですが、一人で行くのが好きです。気楽に一日中買い物ができ、気分転換もできるので……。

私の生活は犬ファーストです。チワワとマルチーズのミックスで名前はぺろ。朝起きたらぺろの体をクンクンする〝犬吸い〟が私のルーティーンです。ぺろは体力はそんなにないのに、お散歩好きで、永遠に歩きますね（笑）。散歩の途中で、犬友とカフェを発掘したりするのも楽しいんです。ただ、ぺろはどこに行っても人見知りしないので、寂しいですね。

お仕事を頑張るためには自分の時間も大切だと思っているんです。長いお休みが取れたら行きたいところがいっぱいあるのですが、海のきれいなところでのんびりしたいです。リフレッシュできるのは、やっぱり地元に帰った時ですね。思い出がいっぱい詰まっていて、初心に帰る感じがします。