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応募締切:令和6年3月20日(水・祝)まで

両親の影響で本が大好きに

両親が本好きだったので、小さな頃からよく図書館に連れて行ってもらいました。その影響もあるのだと思うのですが、本当に本が好きな子でした。「本が好き!」というと、アクティブでないと思われがちですが、外で走りまわって鬼ごっこをしたり、家の近くにあった五色塚古墳で、友だちと遊びまわったり……海までも歩いて15分くらいだったので、砂浜を走ったり、けっこう活発な面もあったんです。

海は身近な景色だったので、あまり意識したことはなかったのですが、大学生になって京都に住み、アナウンサーになって東京で暮らしてみて、海がない風景に戸惑いを感じました。18歳まで海の近くにいたので、やっぱり海が好きなんでしょうね。

人の多さにびっくりした、小学校6年生の原宿デビュー

東京に初めて来たのは小学校6年生の頃です。当時、横浜に叔母が住んでいたので、遊びに行った時に表参道や原宿に連れて行ってもらったのだと思います。とにかく人が多くて、こんなに人がいるんだ、とびっくりした覚えがあります。意外だったのが、神戸や大阪に比べると歩く速度がゆっくりで、ぶつかりそうになってしまい、人混みをかきわけて歩きました。思っていたより東京はのんびりしているんだな、と思ったことを覚えています。

就活で東京に来た時に、渋谷のスクランブル交差点で映画のプロモーションをしていて、貞子の格好をした人たちが歩いているのに遭遇しました。これは無茶苦茶覚えているのですが、「東京には毎日、貞子がいる。毎日祭りだ」と思いました。

一番身近なメディアだったテレビ局で伝える人になりたい

昔から書くことが好きでした。テレビが一番身近なメディアだったので、テレビ局の記者になりたいと思っていたんです。就活の頃に、先輩から薦められたアナウンサーのセミナーで「テレビ局のニュースは、カメラマンが撮ってくれた素材、記事を書いてくれた人、編集してくれた人がいて、最後のバトンを託されるのが私たちアナウンサーだから、そういう気持ちを持って、アンカーとしてニュースを読んでいる」という話を聞いて、「私がしたかったことって、アナウンサーかもしれない」。もちろん、書きたい気持ちもありましたけど、伝える人にもなりたいと思い、アナウンサーの道に進みました。

愛犬のてんぷらに癒されています

京都にいた頃、御所の近くに住んでいたのですが、御所の中に入るだけで空気や音が違うと感じていました。赤坂から近い日枝神社や乃木神社などは、御所と同じような静謐な佇まいがあります。ちょっと都会の喧騒に疲れた時や考え事をしたい時に、今でも立ち寄りたいと思う場所です。

フリーになってから、チワワとプードルのミックス犬のチワプーを飼っています。散歩が好きなので、代々木公園や駒沢公園によく行っています。ふわふわの毛が天麩羅の衣みたいだったので、「てんぷら」と名付けました。家に帰ると、まるで100年ぶりに会ったかのような喜びようで出迎えてくれます。毎日、とっても癒されています。

自分の中の引き出しを増やすことが好き!

自分の中の引き出しを増やすことが人生の楽しさだと思っているんです。言葉って自分が摂取したものから生まれているな……本も漫画も大好きで、言葉の端々に、あの本の影響だ、あの漫画の影響だなと思うことは沢山あります。

最近は、書評や演技など、色々な仕事をさせていただく機会が増えてきましたので、それに関われることは幸せだと思っています。私が見たり、聞いたり、体験したりして、色々な知識が私の中に増える、そのことがもう幸せなんです。これからも色々なことに挑戦していきたいと思っています。

Favorite Song

東京オリンピックの閉会式で「Chosen Family」が使われたリナ・サワヤマの「This Hell」が大好き。「イヤなことが沢山あって、時に心が折れてしまう地獄みたいな世界でも、あなたが一緒なら生きていける。地獄を一緒に走って行こう」というような歌詞ですが、元気付けられます。

Misato Ugaki

1991年生まれ。兵庫県出身。
2019年3月にTBSを退社、4月よりオスカープロモーションに所属。
現在はフリーアナウンサー・俳優として、ドラマ・ラジオ・雑誌・CMのほか、執筆活動も行うなど幅広く活躍している。
TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』(月~木曜22時〜/月曜担当)に出演中。 Instagram

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