公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
訪問団体66
新大久保商店街振興組合 (新宿区)
街をキレイにすることはおもてなしの第一歩。
新大久保を訪れた皆さんが笑顔になって、
また来たいと思ってもらいたい。
新大久保商店街振興組合が東京ふれあいロード・プログラムに認定されたのは、平成16年のことです。 現在、活動エリアとなっている新大久保駅のガード下は、以前はとても暗かったため、平成10年に壁画「天使のすむまち」を設置しました。モチーフの天使には、年齢・性別・人種に関係なく世界中のすべての人たちをお出迎えしたいという思いがこもっています。
平成14年の日韓共催ワールドカップやドラマ「冬のソナタ」ブームで、大久保通りに韓国のお店が増え、観光客の方がたくさん来てくださるようになりました。それに伴って大久保通りの通行量が増え、残念なことにゴミも目立つようになり、地域の方々から「大久保通りが汚れているんじゃないか」という声が上がってきました。
新大久保商店街振興組合の清掃活動は、地域の道をキレイにしたいという思いに、新大久保をもっと盛り上げていきたいという思いがプラスされてスタートしました。
現在は、第1水曜日と第3水曜日の月2回、定期的に清掃をする他、汚れに気づいたら、訪れる方の迷惑にならないように掃除をするようにしています。 私たちの商店街を訪れたお客様には、笑顔で帰ってもらいたいんです。笑顔で帰れれば、きっとまた来たいと思ってもらえるはずです。これからも訪れる方たちをお出迎えするために、新大久保商店街振興組合の清掃活動を続けていきたいと思っています。
新大久保商店街振興組合
左から、鄭 宰旭さん(常任理事)大橋宗之祐さん(理事長)
〝街をキレイにしよう〟という思いで地域が繋がっています。
新大久保商店街振興組合の清掃活動日は、第1水曜日と第3水曜日の月2回ですが、組合員は自分の店の周りは毎日、掃除をするようにしています。私たちの組合以外にも、新宿韓国商人連合会や大久保・百人町地区クリーン活動協議会をはじめ、新大久保に縁のある団体や日本語学校なども定期的に掃除をしていますので、今ではほぼ毎日、誰かしらが清掃をしています。キレイなところにはゴミは集まらない好循環になっていると思っています。街をキレイにしたいという思いで、地域が繋がっているのだと思います。
主な活動内容
JR新大久保駅高架下から明治通りまでの大久保通り(都道433号神楽坂高円寺線)の月2回の清掃活動。