公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
訪問団体61
練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園(練馬区)
栽培委員会の児童や生徒が花壇の
手入れを当番制で毎週1回実施。
花への思いに溢れています。
練馬区大泉学園町にある大泉桜学園は、1年生(小学校1年生)から9年生(中学校3年生)が学んでいる小中一貫教育校です。
開校当初から学校外周の除草や清掃を行っていました。平成28年に「東京ふれあいロード・プログラム」に認定していただいてからは、正門前に面している歩道の花壇の手入れもするようになりました。ここは児童や生徒の通学路でもあり、地域の方も利用されていますので、気持ちよく使っていただけるように落ち葉の季節になると、状況を見ながら清掃活動の回数を増やすようにしています。
花壇の手入れは、4年生から9年生までが参加している栽培委員会の児童や生徒が、毎週1回当番制で実施しています。水やりをしたり雑草を取ったり、キレイな花を咲かせるために一生懸命に世話をしていると 「お花がきれいだね。道をきれいにしてくれてありがとう」と声をかけてくださる方も多く、地域の皆さんとの交流を深めるだけでなく、活動の喜びにもなっています。
花壇は学外での活動になりますので、通られる皆さんの迷惑にならないように、十分に注意して行うように心がけています。
これからも児童や生徒、地域の方々や教職員、保護者の皆さんにも喜んでいただけるように、学校周辺の美観の向上を目指していきたいと思っています。
練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園
用務 芦部優哉さん
地域から愛される活動
「東京ふれあいロード・プログラム」で、花壇の植栽や草取り、歩道の清掃をすることは、学園に通う子どもたちと地域の皆さんとの触れ合いを深めていると思います。常に多くの方の目に触れますので、皆さんに気持ちよく通っていただけるように、地域から愛される活動にしていきたいです。
練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園
用務 岡留栄子さん
季節の花を長く楽しめる花壇づくり
花植えは年2回で、5月末と11月初旬に行っていますので、その時期に合った花を選んでいます。5月なら夏場の暑さに強く秋まで長持ちするような花。冬場は寒さに強く丈夫なものです。子どもたちと一緒に季節の花を長く楽しんでいただけるような花壇づくりをしていきたいです。
主な活動内容
学園前の東京都道・埼玉県道108号東京朝霞線の花壇の植栽、草取り、歩道清掃。年2回の花植え(5月と11月)と植栽の管理と歩道清掃を月に8~12回実施。