公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
訪問団体63
花愛好会きづな (中央区)
参加者と地域の皆さんとの絆を深めたいとの
思いを込めて〝花愛好会きづな〟に。
活動を通じて絆の深まりを実感しています。
〝花愛好会きづな〟の活動は今年で7年目になります。きっかけは、中央区日本橋箱崎町にあるマンション住民の有志から「マンション前の歩道の花壇に花を植えて綺麗にしたい」という声が上がったことです。いろいろな方に手助けしていただき、平成28年に「東京ふれあいロード・プログラム」に認定していただくことができました。
花壇のある場所は、高速道路の下で日当たりが悪く、活動を始めた頃は花がすぐに枯れてしまうことも多かったです。この7年間で腐葉土などの栄養を入れたり、土を入れ替えたりと試行錯誤を続け、最近では、お花も長く咲いてくれるようになりました。
活動名の〝花愛好会きづな〟は、参加する方たちと地域の皆さんとの絆を深めていきたいという思いを込めて決めました。花植えを続けていく間に、町会の方や地域の方が掃除をしてくれたり、折にふれて花を植えてくださったり……、たくさんの方たちに応援していただいています。
花壇でお花の手入れをしていると「お花きれいですね。写真を撮ってもいいですか」、子どもさんたちも「私もやってみたいな〜」と声をかけてくれることも多くなりました。
これからも「華やかな花壇でここを通るのが楽しみ」と思ってもらえるように、手入れをしっかりしていきたいと思っています。
花愛好会きづな 代表
西澤千代子さん
それぞれ自由に活動しています
大勢で集まるのは年に1回ですが、花壇の様子を見て、その都度気づいた方が、水やりをしたり、お花を植えたり挿木をしたりしてくれています。活動場所は車の通りが激しいので「フェンスの向こう側、車道には行かないように」、歩道を人が通られた時には「どうぞお通りください」など、必ず一言、挨拶をするようにしています。
主な活動内容
中央区日本橋箱崎町27番(都道475号線永代葛西橋線)にあるマンション前の花壇の植栽と清掃。年1回の花植えと季節の花の定期的な植え替え。