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「木密(もくみつ)地域の用地取得」の仕事

燃えない・燃え広がらないまちを実現するため、
東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」に協力しています。

木密地域の用地取得の業務について教えて

東京には、JR山手線の外側から環七通り沿いに木造住宅密集地域が(以下、「木密(もくみつ)地域」という。)が広く分布しています。大地震が発生した場合、木密地域は建物の倒壊や大規模な市街地火災が発生するなど、防災上の課題を抱えています。そこで、都は特に甚大な被害が想定される整備地域を対象として、市街地の不燃化を促進し、延焼による焼失ゼロの「燃えないまち」を実現すること、延焼遮断帯の形成を促進し、「燃え広がらないまち」を実現することを目標に、「木密地域不燃化10年プロジェクト」に取り組んでいます。公社では、「木密地域不燃化10年プロジェクト」の推進のため、木密地域に係る5路線の道路用地取得業務を都から受託し、事業を行っています。具体的には、土地価格の評価や物件補償額の算定、関係する権利者の方々との個別折衝、契約手続、土地代金や補償金の支払いなど、事業に必要な用地を権利者の皆様からお譲りいただくための様々な業務を行っています。

木密地域の用地取得の業務の特徴は?

木密地域の用地取得事業の特徴は、市街地の延焼を遮断するなど、整備地域の防災性の向上を図るための路線整備を行うというところにあります。これにより、延焼遮断帯が形成され、大規模な市街地火災を防ぐことが可能となるとともに、震災時の安全な避難路や緊急車両等の通行路が確保され、避難及び救助・救援活動が円滑に行われます。また、木密地域という土地柄、長く地域にお住まいの方々が多いのも特徴のひとつです。誠心誠意「聴く」こと、権利者の皆様の不安や置かれているご事情、真意に沿って、お話しするように努めています。

更地になった事業用地

大変なことややりがい

用地取得は道路整備事業を進めるための重要な仕事であり、まさに地図に残る仕事です。自分が関わった仕事が道路として目に見える形で残り、住民の皆様の暮らしを豊かにする、それを身近に感じられるということが、大きな魅力だと思います。折衝では、粘り強くかつ一人ひとりに寄り添った丁寧な説明が求められます。だからこそ、大切な土地をお譲りいただくためには、何よりも我々公社が信頼していただく必要があると考えています。そのために、権利者の皆様に寄り添って折衝することを第一に心がけています。権利者の皆様から信頼を得られることが大きなやりがいであり、「あなたが担当で良かった。」と言われた時は、この仕事をやっていて本当に良かったと思います。また、現地を日々歩き、更地になった事業用地が拡がっていくのを見る度に、住民の皆様に安全・安心な生活を提供できる日が近づいていることが実感でき、大きな達成感を感じています。

今後の意気込みについて

公社は、木密地域路線以外の都道整備や鉄道連続立体交差事業、区道路整備に係る用地取得も行っています。これらの道路の整備は、緊急輸送路の確保、交通ネットワークの拡充につながります。今後も東京都の防災性向上や交通渋滞緩和に寄与するため、更に専門性を磨き、体制を整えてレベルアップしていきたいと考えています。また、将来的には、様々な事業に携わりながら幅広く用地取得を行える人材となり、都民の皆様の生活向上に寄与していきたいと考えています。

打ち合わせ風景

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