(公財)東京都道路整備保全公社は、東京都建設局等のご協力のもと、普段なかなか見ることのできない都内の道路関連施設や道路建設工事現場などを見学する道路見学ツアーを企画・運営しています。今回は東京都建設局様と(公財)東京都公園協会様にご協力をいただき令和3年12月10日(金)、抽選で選ばれた皆さんが参加して、本年度初の道路見学ツアーを開催しました。
道路見学ツアーを開催!
※新型コロナウイルス感 染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち実施しました。
令和3年12月10日(金)
街路樹ツアー 〜丸の内界隈に秋の街路樹を訪ねる〜
見学ルート 緑と水の市民カレッジ→日比谷公園内→丸の内地区→丸の内ブリックスクエア→KITTE→東京駅→丸ビル→丸の内仲通り→皇居→日比谷公園→緑と水の市民カレッジ
日比谷公園
上田講師のガイドでツアーをスタート
香りを嗅いでみる!
害虫駆除のため巻かれた「こも巻き」
樟脳の原料になるクスノキの葉
公園の開設時にあった馬の水飲み場
都市公園などの噴水としては日本で3番目に古いといわれている雲形池
講義
東京都建設局公園緑地部の職員による東京の街路樹の現状と管理についての説明。東京を緑あふれる都市にするため「街路樹の倍増計画」が実施され、現在約101万本に達しているそうです。
樹木は一番下の太い枝に風格があります。
松本楼前の首かけイチョウ。本多静六博士が「自分の首を掛けてでも移植を成功させる」と言ったことから、こう呼ばれています。
丸の内界隈へ
昭和57年に都内で初めて造られた公園と道路が一体化した緑化道路
右上:白い八重の花が咲く十月桜
様々な街路樹を見ることができます。
春にスズランのような花が咲くドウダンツツジ
三菱一号館美術館の中庭
東京駅丸の内駅舎の南ドーム。中央上部レリーフは創建時の意匠で豊臣秀吉の兜を模ったキーストーン。
東京都中央郵便局前にある郵便局の木はタラヨウ。葉の裏を引っ掻いて文字が書けたことが「葉書」の語源になったそうです。
皇居外苑の自然樹形の松
道路見学ツアーに参加してみませんか?
(公財)東京都道路整備保全公社では、道路見学ツアーの参加者を募集しております。
道路見学ツアー開催のお知らせや参加方法等の道路見学ツアーに関する情報については、道路見学ツアーのWEBサイトに掲載をしております。
ぜひご覧ください。
問い合わせ先:(公財)東京都道路整備保全公社 総務部公益事業課公益事業係 03-5381-3380
皆様の参加をお待ちしています!
道路見学ツアーは、道路整備や維持管理の必要性・重要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深めていただく機会となっています。令和3年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため開催を中断していましたが、1年ぶりに開催することができました。令和4年度も都民の皆様にご満足いただけるツアーを企画し、安全に楽しく実施していきたいと思っています。
(公財)東京都道路整備保全公社 公益事業課長 竹澤 康