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応募締切:令和4年10月31日(月)まで

清澄白河・森下界隈を楽しむ!

隅田川、荒川、そして東京湾に囲まれた江東区は、水と緑豊かなまち。
江戸の歴史と文化を残した「深川エリア」や未来型の都市整備が進む
「湾岸エリア」など、様々な魅力を持つ個性的なまちがいっぱい。
今回は、カフェとアートのまちとして注目を集める清澄白河と
江戸の伝統が息づく森下周辺を散策します。

取材協力/江東区 案内人/江東区地域振興部文化観光課 観光推進係/山岸貴之さん、松田沙樹さん
※新型コロナウイルス感染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち撮影を行いました。

清澄白河エリア

①清澄庭園

江東区清澄3-3-9

明治を代表する「回遊式林泉庭園」

清澄庭園は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と伝えられ、後に大名屋敷になりました。明治初期に三菱グループの創始者・岩崎彌太郎がこの一帯を取得して「深川親睦園」として開園しました。その後、岩崎家から東京市に寄付され、昭和後期には、庭園の西側に隣接する敷地を清澄公園として開放しました。江戸から昭和にわたる長い歴史を水面に映す、日本情緒豊かなこの美しい庭園は、都内屈指の名園として、都の名勝第1号に指定され、新東京百景の一つにも選ばれています。

不定期で土曜日・日曜日・祝日の11時と14時に無料で庭園ガイドを実施しています!(実施については、清澄庭園サービスセンターにお問い合わせください)

開園時間/9時~17時 (入園は16時30分)
※イベント開催期間などで時間延長が行われる場合もあります。
休園日/年末年始 (12月29日~翌年1月1日まで) ※ペットの入園は不可。
入園料/一般150円、65歳以上70円 、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※無料公開日/みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※詳しくは、ホームページをご確認ください。

数寄屋造りの涼亭 (東京都選定歴史的建造物)

昔は隅田川の水を引いていた大泉水。広い池の周囲に全国から取り寄せた名石を配し、明治を代表する「回遊式林泉庭園」といわれました。

富士山に見立てた築山。石を配して水の流れを表現した枯れ滝

中の島にわたる橋

②霊巖寺

江東区白河1-3-32

江戸六地蔵の一つに出会える

江戸の初期に、中央区茅場町沖を埋め立てて創建されましたが、江戸のまちの大半を焼失した明暦の大火で、霊巖寺も延焼。その後、火事対策を重視した徳川幕府の政策の一環として、現在の地に移りました。

江戸六地蔵の一つ「銅造地蔵菩薩坐像」(東京都指定有形文化財 )。京都六地蔵をならい、江戸につながる6街道の入り口に置かれました。

松平定信の墓。徳川八代将軍・吉宗公の孫で、陸奥白河藩(現・福島県白河市のあたり)の第三代藩主。寛政の改革を断行した老中としても知られています。

③かわてらす

江東区清澄1-1-7

水辺の時間をゆったり過ごす

隅田川沿いの水辺に建つ築34年のオフィスビルをリノベーションした「LYURO 東京清澄 by THE SHARE HOTELS」の2階にあります。「かわてらす」は、夏の京都などでよく見られる「川床」の東京版で、東京都が推進する隅田川の水辺を楽しめる多目的なオープンスペース。ゆったりと流れる隅田川や優美な清洲橋を眺めながらの夕涼みもおすすめです。

隅田川に沿ってのびる遊歩道・隅田川テラスは気持ちいい散歩コース。

コーヒーブレイク

森下エリア

④芭蕉記念館

江東区常盤1-6-3

俳聖・松尾芭蕉の人生に触れる

俳聖・松尾芭蕉のゆかりの地に建つ記念館には、芭蕉の書簡や俳句関係の書画など、貴重な資料が展示されています。
開館時間/展示室・図書室 9時30分~17時(入館は16時30分)、研修室・会議室 9時~22時
受付時間/9時~17時 ※イベント開催期間などで時間延長が行われる場合もあります。
休館日/第2・4月曜日(ただし祝日の場合は翌日休館)、 年末年始(12月29日~1月3日) ※1月2日、1月3日は正月特別開館で展示室のみ開館
臨時休館(設備点検、展示替え等)
展示室入館料/大人200円、小・中学生50円
※詳しくは、ホームページをご確認ください。

庭園には、芭蕉の句に詠まれた草木が植えられ、芭蕉の愛した四季折々の自然が感じられます。

1階展示室

2階展示室

築山に登ると芭蕉庵を模した祠と芭蕉像、句碑が設置されています。

隅田川沿いには多くの芭蕉の足跡があります。

⑤芭蕉稲荷神社

江東区常盤1-3-12

⑥芭蕉庵史跡展望庭園

江東区常盤1-1-3

小名木川が隅田川に注ぎ込む高台にあり、芭蕉像は時間帯によって回転します。

⑦深川神明宮

江東区森下1-3-17

深川の地名発祥の地

深川を開拓した深川八郎右衛門が創建した神社で、ご祭神は天照大御神。江戸のはじめ、この辺りは開拓されたばかりで地名がなかったため、徳川家康公が八郎右衛門の姓「深川」を地名にするように命じました。これが「深川」の地名の起こりといわれています。

町神輿を納めた神輿庫の扉

福徳長寿の神様、寿老神が祀られています。

⑧伊東深水生誕の地

日本の近代美術史に大きな功績を残した日本画家・伊東深水は、深川神明宮門前で生まれました。

⑨田河水泡・のらくろ館

(江東区森下文化センター内)江東区森下3-12-17

国民的キャラクターの元祖・のらくろ

田河水泡・のらくろ館は、水泡が育ち、こよなく愛し、その作品にも大きな影響を及ぼした深川の地にあります。昭和6年(1931)に発表された「のらくろ」は、爆発的な人気を博し、水泡は昭和初期を代表する漫画家になりました。また水泡は手塚治虫をはじめ、現代の漫画家たちに多大な影響を与えました。
開館時間/江東区森下文化センター9時~22時、田河水泡・のらくろ館9時~21時
休館日/第1・3月曜日(祝日の場合は開館)、 年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料/無料
※詳しくは、ホームページをご確認ください。

江東区森下文化センター

「のらくろ」一色の楽しい高橋のらくろ~ド商店街。あちこちで「のらくろ」を発見することができ、グッズを売っているお店もあります。

年表や写真などを通して、水泡の生涯と業績、交流のあった人々を紹介しています。 水泡が愛用した書斎には机や道具類を置いた仕事場が再現されていて、ファン必見です。

⑩纏のモニュメント

江戸の町火消しのシンボル

清澄通りと新大橋通りが交わる森下交差点の四隅では、町火消しの纏が出迎えてくれます。深川発祥の地・森下を火事などの災害から守るために建てられた、このまちならではの粋なモニュメントです。森下のシンボル・纏に飾られているのは、2年ぶりに開催された森下の夏の風物詩・朝顔市の知らせ。会場は深川神明宮。

渋沢栄一ゆかりの地・江東区

新一万円札(令和6年発行予定)の顔となる渋沢栄一は、江東区の前身にあたる深川区で暮らしていました。今回ご紹介した清澄庭園や霊巖寺をはじめ、区内にはゆかりの地が多くあります。注目は、江東区潮見に移築工事が進められている旧渋沢家住宅で、令和5年秋頃に公開される予定です。

高橋駐車場 公社駐車場がオープン!

(公財)東京都道路整備保全公社では、令和4年6月30日(木)より高橋駐車場をオープンいたしました。
お近くへお越しの際は是非ご利用ください。

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