撮影協力/豊島区 案内人/豊島区文化商工部 文化観光課/清水基夏さん、平松竜成さん
※新型コロナウイルス感染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち撮影を行いました。
池袋駅周辺エリアを楽しむ!
東京の三大副都心の一つ池袋。
近年、その池袋駅周辺の再開発の動きが活発になっています。
池袋らしい劇場や映画館などのある複合型の施設が次々と誕生し、
楽しく賑やかで住みやすい街づくりが進められています。
今回は、そんな再開発で話題の池袋駅周辺エリアを紹介します。
不要不急の外出は控えて、WEBサイトで池袋駅周辺エリアの散策をお楽しみください。
池袋駅東口エリア
アートな街に生まれ変わったHareza池袋をはじめ、ハイカルチャーからサブカルチャーがクロスする、多彩な劇場型の都市に生まれ変わりつつあります。
サンシャイン水族館
この辺りには、かつて東條英機など太平洋戦争の戦犯を収容した巣鴨プリズン(旧東京拘置所)がありました。その跡地に、池袋副都心として大きな発展のきっかけとなったサンシャインシティが建てられました。サンシャインシティのワールドインポートマートビル屋上にあるサンシャイン水族館は、多種多様な生き物の命の営みに触れることができる「天空のオアシス」です。
豊島区東池袋3-1サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上
営業時間/10時~18時(最終入場17時 秋冬) 9時30分〜21時(最終入場20時 春夏)
年中無休
入館料/大人(高校生以上)2,400円 こども(小・中学生)1,200円 幼児(4才以上)700円
※チケットは事前購入制となっております。 詳しくは、ホームページでご確認ください。
大海の旅 本館1F
海岸・湾内・沖合・外洋など様々な水域に、たくさんの魚類や、サンゴ・イカ・クラゲなどの無脊椎動物などが生活しています。砂の中に体の大部分を埋めたまま暮らすチンアナゴも可愛いです。
チンアナゴ
サンシャインラグーン
透き通った青い海底に広がる、白い砂。サンゴの隙間(すきま)を小さな魚たちが行き交い、大きなエイが飛ぶように泳いでいます。
海月空感(くらげくうかん)
水流や照明、音などによってクラゲの浮遊感やゆったり感をより感じられます。
横幅約14mの「クラゲパノラマ」は国内最大級の水槽です。
青白い光に照らされたクラゲトンネルは、まるで海の中にいるような感覚が味わえます。
水辺の旅 本館2F
魚類や無脊椎動物、水草やカエルの仲間、ヘビやカメの仲間や哺乳動物など、たくさんの生き物の世界が広がっています。
湖にすむアザラシ ロシアのバイカル湖で暮らすバイカルアザラシは一生を淡水で過ごす唯一のアザラシです。
天空の旅 屋外エリア マリンガーデン
ビルの高層にヤシの木が茂る異空間が広がり、天空を泳ぐペンギンやペリカンの姿が見られます。ユニークな展示は子どもから大人まで楽しめます。
天空のペンギン
幅約12mの開放感のある、大きくオーバーハングした水槽。都会のビル群の上空を飛び交うように泳ぐケープペンギンの姿は迫力があります。
草原のペンギン
巣穴でケープペンギンたちが仲良く暮らす様子が見られます。
いきものディスカバリー
アシカのトレーニング風景をはじめ、不定期的に館内の様々な場所で生き物たちの魅力を紹介。ワクワクするたくさんの「発見」をしてください。
IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)
令和2年(2020)12月に全面開園した「としまみどりの防災公園」の愛称。芝生広場が広がる区内最大級のオープンスペースは、非常時には一時避難場所やヘリポート、災害用物資の集積所として活用されます。防火樹林帯や井戸水を利用したトイレなど「いつも」と「もしも」の両方に対応した設備を数多く備えています。芝生広場を囲むように、季節を彩るサクラやイチョウが植えられていて、誰もが安心して過ごせる公園です。
豊島区東池袋4-42
開園時間/5時~22時(公園管理事務所 8時~17時)
詳しくは、ホームページでご確認ください。
かまどベンチ
ベンチの中に炊き出し用かまどを格納。災害時はベンチの座板を開けて取り出し利用できます。
IKE・SUNPARKのIKEBUSバス停
雑司ヶ谷鬼子母神堂(きしもじんどう)
鬼子母神は多くの子を持っていましたが、人間の子を奪っては食べてしまうので大変恐れられていました。その罪をお釈迦様に諭され、仏教に帰依して守護神となり、子宝や安産を司る神様になりました。この時、鬼の姿から母親の姿に変わったため雑司ヶ谷鬼子母神堂の「鬼」の漢字には角がついていません。境内の大公孫樹(おおいちょう)は樹齢700年にせまるといわれ、パワースポット・子授け銀杏として知られています。名物のおせん団子は毎週土・日曜日に境内の大黒堂でいただけます。
※雑司ヶ谷鬼子母神堂の「鬼」の字は一画目の「ノ」がない(角がない)字を使ってます。
豊島区雑司が谷3-15-20
鬼子母尊神が祀られる本殿(国指定重要文化財)
樹齢700年という神木・大公孫樹(東京都指定天然記念物)
鬼子母神像
「IKEBUS アトカルツアー」でとしまの魅力を再発見!
池袋の電気バス「IKEBUS」を使った豊島区観光ツアー「IKEBUSアトカルツアー」。年末年始を除いた土曜・日曜を中心に、区内の観光スポットや文化施設を回遊する約2時間30分のツアーです。午前の東コースで巡るのは大正大学すがも鴨台観音堂、鈴木信太郎記念館、バラと都電のまち大塚、イケ・サンパーク、雑司ヶ谷鬼子母神堂。午後の西コースで巡るのは熊谷守一美術館、トキワ荘マンガミュージアム、自由学園明日館。
人気のトキワ荘マンガミュージアムは、昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に集い、切磋琢磨した伝説のアパート・トキワ荘を忠実に再現しています。季節や行事に合わせたスペシャルコースも予定しています。
詳しくは、一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会のホームページでご確認ください。
西コースで巡るトキワ荘外観と再現した部屋
詳しくは、トキワ荘マンガミュージアムホームページでご確認ください。
Hareza池袋(ハレザ池袋)
豊島区庁舎と豊島公会堂の跡地に建つ大規模複合施設「Hareza(ハレザ)池袋」は、池袋最大級の高規格オフィスHareza Tower、東京建物Brillia HALLの愛称で知られる豊島区立芸術文化劇場、としま区民センターの3棟と中池袋公園を合わせたエリアの総称です。ミュージカルや伝統芸能、アニメ、サブカルチャーなど様々な用途に対応可能な個性の異なる8つの劇場があります。としま区民センターにはパブリックスペースとして女性にやさしい「トイレ&メイクルーム」、親子で遊べる「パパママ☆すぽっと」などが設けられています。
豊島区東池袋1–19–1他 詳しくは、ホームページでご確認ください。
南池袋公園
地元の人たちから「根津山」と親しまれたこの場所に、平成28年(2016)4月にリニューアルオープンした注目スポット。一年中、緑の広がる開放的な芝生広場を中心に、階段状のウッドデッキやベンチ、ちょっと座れるようなスペースもあり、多くの人が思い思いの時間を過ごしています。また食を介して、生産者と消費者のつながりの場を目指したカフェレストランをはじめ、地域活動の拠点としても活用されている多目的公園です。 夜になるとライトアップされ幻想的な雰囲気になります。
豊島区南池袋2-21-1
利用時間/8時〜22時(レストラン営業時間/8時〜20時)
閉園日/年末年始(12月31日〜1月3日まで)
階段状のウッドデッキ「サクラテラス」
通称フクロウトイレの壁面に設置された
可愛らしいフクロウの本棚
池袋駅西口エリア
国際アート・カルチャー都市を目指している池袋。駅の西口エリアに3棟の高層ビルが誕生予定です。また、池袋駅東口につながる東西デッキを整備する計画もあり、西口エリアから目が離せません。
池袋西口公園
小説『池袋ウエストゲートパーク』などで知られる池袋西口公園が、令和元年(2019)に西口公園全体を劇場型公園としてリニューアルオープンしました。スタイリッシュな空間に生まれ変わった園内で最初に目を引くのは、大型LEDビジョンを備えた野外劇場「GLOBAL RING THEATRE(グローバルリングシアター)」。大型LEDビジョン、8chのサラウンドスピーカー、空に浮かぶGLOBAL RINGの照明、広場中央の噴水が連動して作り出す映像・音・光・水がシンクロする光景は必見です。インフォメーション機能を併せ持つ「グローバルリングカフェ」、さらに災害時には防災拠点となるなど、様々な用途に対応可能な劇場空間です。
豊島区西池袋1-8-26
詳しくは、ホームページでご確認ください。
Tokyo Music Evening Yube
写真は2020年11月26日に行われた「小林研一郎&コバケンとその仲間たちオーケストラ」
広場の中央では時間ごとに噴水ショーが行われます。
コンサートのない日でも、「GLOBAL RING」の6本の柱にあるARのQRコードをスマートフォンで読み取るとクラシック音楽の楽譜が現れ、曲が流れ出します。
※掲載データは令和3年10月22日現在のものです。「新型コロナウイルス感染症」の影響により掲載している内容が変更される場合があります。