撮影協力/多摩市 案内人/多摩市市民経済部 経済観光課 商工観光担当/鎌田悠世さん、西條祐貴さん
※新型コロナウイルス感染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち撮影を行いました。
多摩センター・
永山エリアを楽しむ!
東京都の多摩地域の南部に位置する多摩市は
2021年秋で市制施行50周年を迎えます。
今回は、多摩・八王子・町田・稲城の4市にまたがり
東京ディズニーランド57個分の開発面積を持つ
日本最大級のニュータウン・多摩ニュータウンの中心的な役割を担う
多摩センター・永山エリアを紹介します。
不要不急の外出は控えて、誌面上で多摩センター・永山散策をお楽しみください。
多摩センターエリア
駅前のメインストリート・パルテノン大通りを中心に、美術館やアミューズメント施設、公園なども多く、都心部へのアクセスも良い人気のエリアです。
多摩中央公園
パルテノン多摩の大階段を上ると、その先に市民のオアシス多摩中央公園が広がっています。広々とした大芝生に噴水池、きらめきの池があり、親子連れをはじめ、老若男女の憩いの場として親しまれています。公園内にはグリーンライブセンターや旧富澤家住宅などが点在しています。
グリーンライブセンター
多摩市立グリーンライブセンターは、四季折々の花が咲く庭〝グリーンライブガーデン〟、やわらかな光あふれる温室〝ピラミッドギャラリー〟 、木目調の明るいホール〝ライブホール〟で構成されています。
グリーンライブガーデンは、エリアごとに一年草や宿根草、ハーブなどが植えられており、一年を通して多彩な草花を楽しめます。ウッドデッキでは、小鳥のさえずりを聞きながら、ゆったりとした時を過ごすことができます。
三角屋根がシンボルの温室〝ピラミッドギャラリー〟
ガラス越しに暖かい日差しが降りそそぎ一年中緑にあふれています。
多摩市落合2-35 多摩中央公園内
利用時間/9時30分~17時
休館日/月曜日・第4火曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
サンリオピューロランド
ハローキティをはじめ、たくさんのサンリオキャラクターにあえる屋内型テーマパーク。多摩市は世界中から愛されているハローキティを「多摩センター親善大使」に任命。多摩センターは「ハローキティにあえる街」として、ハローキティファンの憧れの地となっています。駅周辺には、サンリオのキャラクターが描かれた案内板などがたくさん置かれ、訪れる人たちを出迎えてくれます。
多摩市落合1-31
営業時間/平日10時~17時、休日9時~17時
※日によって異なるためホームページをご確認ください。
※ご来場前に営業状況をホームページでご確認ください。
KAWAII KABUKI ~ハローキティ一座の桃太郎~
サンリオキャラクターの「KAWAII」と「歌舞伎」がコラボレーションしたミュージカルショー!
エントランスショップ
サンリオキャラクターボートライド
© 1990, 2018, 2021 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN © 2018 SANRIO/SHOCHIKU 著作 株式会社サンリオ
旧富澤家住宅
多摩中央公園内のくつろぎの広場にある旧富澤家。18世紀中頃から後半に建てられたと推定される名主の家を、多摩市の連光寺から復元移築したものです。富澤家は明治天皇がこの地を訪れた際、幾度も休憩された由緒ある家です。構造は風格のある入母屋造り(いりもやづくり)で、名主の家としての家格を示す式台付玄関(しきだいつきげんかん)が備えられています。
多摩市落合2-35 多摩中央公園内
利用時間/9時30分~16時30分(6~8月は18時まで)
休館日/毎週月曜日、第2・4木曜日(祝日の場合は、その翌日)、施設点検日。
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料/無料
※ご来館前に開館状況をホームページでご確認ください。
旧富澤家の門 くつろぎの広場の入り口です。
明かり、暖房、煮炊きを兼ねたといわれる囲炉裏
雑木林や池などが配されたくつろぎの広場
多摩美術大学美術館
世界各国の美術工芸品や考古学資料などを収蔵。歴史的芸術から現代芸術まで幅広いジャンルの創造の世界を、展覧会やワークショップ、公開講座などによって紹介しています。現在「現代日本画の系譜―タマビDNA(入館無料)」を6月20日まで開催中。現代日本画の旗手・加山又造氏や横山操氏、堀文子氏らの作品を鑑賞することができます。
加山又造《雪月花》(1967) 168×355.7cm イセ文化財団所蔵
多摩市落合1-33-1
開館時間/10時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え、臨時休館日、年末年始
入館料/大人300円(大学生以下は無料)
※企画展によって無料の展示もあります。
堀文子《冬野の詩》(1988) 140×190cm 株式会社米八グループ所蔵
多摩センターの散策は車道をほとんど通らず歩道橋で移動できます。
今後の企画展の予定
● 2021年7月10日(土)~9月19日(日)
「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に【前編】起源 」
● 2021年10月2日(土)~11月21日(日)
「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠に 【後編】継承」
● 2021年12月4日(土)~2022年1月17日(月)
「海老塚耕一教授退職記念展」
● 2022年3月2日(水)~3月15日(火)
「多摩美術大学博士課程展2022」
詳しくはhttps://museum.tamabi.ac.jpをご確認ください。
東京都立埋蔵文化財調査センター
館内には多摩ニュータウン内の遺跡から発掘された多数の縄文土器などを展示。「体験コーナー」は、「さわってみよう・使ってみよう」をコンセプトにした、縄文土器パズルや火おこし体験が人気です。
東京都立埋蔵文化財調査センターに隣接する遺跡庭園「縄文の村」には3棟の復元住居があり、週に数回、住居内で焚火を行っています。庭園は縄文当時の多摩丘陵の景観を復元したものです。庭園内の散策も楽しめます。
炉を囲みながら縄文人気分に浸ってください。
縄文土器パズルは意外と難しい。
多摩市落合1-14-2
開館時間/9時30分〜17時
11-2月は遺跡庭園「縄文の村」は9時30分〜16時30分
休業日/無休(展示替えによる休館、年末年始休館あり)
入館料/無料
※新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から当面の間休館。
詳しくはhttps://www.tef.or.jp/maibun/をご確認ください。
長谷工マンションミュージアム -New Spot-
マンションの原点である集合住宅の歴史から、マンションづくり技術の進化を「見て、触れて、感じながら学べる」ミュージアム。未来の生活をちょっと覗き見してみるのも面白いです。
最新技術を駆使した「はじまりの物語」は、大迫力の360度シアターでワクワクする浮遊感が体験できる必見コーナー。太古の昔から、時代とともに長屋から集合住宅、マンションへと変わっていく住まいの変遷を見ることができます。
集合住宅の歴史を学べる「集合住宅の歩み」では、マンションの販売価格や年間の供給戸数、住宅ローンの金利などの推移もパネルで展示されています。
「マンション防災展」では、これまでに起きた地震災害と災害の対応としてのマンションの構造や設備の変化、居住者の実体験の声などを通して、地震に備える知恵やノウハウ、防災のために必要な設備や備品などについて学ぶことができます。
多摩市鶴牧3-1-1
開館時間/10時~17時 ※最終ご案内時間は15時
見学時間/10時、11時、13時、14時、15時(1日5回)見学可能人数1回4名様まで
開館日/月~金曜日、第2・4土曜日 入館料/無料 駐車場有り
休館日/第1・3・5土曜日、日曜・祝祭日 夏季休暇、年末年始休暇
事前予約制/電話のみ
予約受付専用フリーダイヤル:︎0120-808-385
受付時間10時~17時(ミュージアム開館日及び営業時間に準ずる)
※スタッフによる館内ガイドを希望の方は、予約時にお伝えください。
希望が無い場合は自由見学でのご案内となります。
※今後の新型コロナウイルスの感染状況によって、臨時休館とさせていただく場合があります。
※第2・4土曜日は90分の自由見学
KDDI MUSEUM -New Spot-
日本の国際通信の始まりから、世界とつながる海底通信、電波でつながる無線通信、そして衛星通信など、人と人を通信でつないできた歴史と、これからの通信の未来を考えるミュージアム。スマートフォン、タブレット、PCやVR機器を使って、自宅でも展示内容が楽しめる専用サイトも公開中です。
長波通信に使われた巨大碍子(がいし)と、無線通信の歴史
モールス電信機(実物)と海底線陸揚庫(復元)
壁面いっぱいに展示された歴代の携帯電話
多摩市鶴牧3-5-3 LINK FOREST 2階
見学時間/10時、13時30分、15時30分(約90分)※見学開始の10分前に来館
見学可能人数/1回10名まで
開館時間/10時〜17時 事前予約制
休館日/月・土・日・祝日、年末年始 当館が定める休館日
入館料/無料
詳しくはhttps://www.kddi.com/museum/guide/をご確認ください。
KDDI ART GALLERY -New Spot-
KDDI MUSEUMに隣接する西洋・日本の様々な美術品を展示する新しいアート鑑賞ができるギャラリー。東山魁夷や平山郁夫など日本特有の美の感受性で育まれた名匠の作品と海外の文化から生まれたブラマンク、ルソーや梅原龍三郎らの洋画に加え、エミール・ガレやドーム兄弟、ワルターといったヨーロッパを代表するガラス工芸にも光をあて、多彩な表現を一堂に会しての「出会い」がギャラリーの大きな特徴です。
au 5Gとスマートグラスによる新しいアート鑑賞体験ができます。
アール・ヌーヴォーの旗手として活躍したエミール・ガレが手掛けた花瓶「風景文花器」が約7倍の大きさで空間上に現れ、自由な角度から鑑賞し、内部に入り込む擬似体験なども味わえる新感覚展示です。
多摩市鶴牧3-5-3 LINK FOREST 2階
開館日/毎週水曜日・金曜日
開館時間/10時~17時(祝日を除く)
入館料/無料
予約制/メール:kddi-art@kddi.com
TEL.03-6678-0721
KDDI株式会社総務部
アートギャラリー担当
詳しくはhttps://www.kddi.com/art/をご確認ください。
永山駅エリア
多摩ニュータウンは50年前、ここ永山駅周辺の多摩市諏訪、永山地区の入居からスタートしました。今、諏訪地区の団地は新しく建て替えられ、高層住宅の「ブリリア多摩ニュータウン」として生まれ変わりました。
乞田川遊歩道
多摩センター駅の北側に流れる乞田川沿いに造られた、水鳥遊ぶ自然豊かな遊歩道。多摩センター駅から永山駅へ向かってのびる乞田川遊歩道の両岸には、500本以上のサクラが植樹されていて、春には見事なサクラのトンネルが見られます。
多摩市&長野県富士見町共同アンテナショップPonte(ポンテ)
永山駅前にあるグリナード永山の1階にある多摩市&長野県富士見町の共同アンテナショップ。多摩市の生産者から毎朝、直接持ち込まれる様々な旬の野菜は鮮度抜群です。また、富士見町からは、蕎麦や寒天などの信州の名産品のほか、季節によって赤いルバーブや生食できる食用ほおずきなど、高原ならではの珍しい食材が届きます。
多摩市永山1-4 グリナード永山1階
TEL:042-401-9566
営業時間/10時~17時
休業日/年始、施設点検日
令和4(2022)年リニューアルオープン! パルテノン多摩
多摩センターのシンボル的な施設・パルテノン多摩は、多摩センター駅から南にのびる、広いパルテノン大通りの突き当たりにあります。正式名称は多摩市立複合文化センター。愛称パルテノン多摩は、丘の上にある建物がギリシャのパルテノン神殿に似ていることから公募で選ばれました。現在、令和4年のリニューアルオープンを目指して、大規模改修工事が行われています。
※パースは完成予想イメージであり、実際のものとは異なる場合があります。
パルテノン多摩(大ホール)完成イメージパース
令和5(2023)年には多摩中央図書館もオープン予定です。完成イメージパース
※パースは完成予想イメージであり、実際のものとは異なる場合があります。
※掲載データは令和3年4月22日現在のものです。「新型コロナウイルス感染症」の影響により掲載している内容が変更される場合があります。