東京ふれあいロード・プログラム
公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
発足と同時に、東京ふれあいロード・プログラムに参加。
「まちをきれいにしよう」を合言葉に、
街角の花壇に四季折々の花を咲かせています。
木曽商工ネット
(町田市)
木曽商工ネットは、町田市の木曽周辺エリアの事業者、商店、飲食店などが集まる点在型の商店会組織で、平成21年に発足しました。理念の「まちをきれいにしよう」を実践する第一歩として、初代会長をはじめとした発足メンバーが春と秋に開催される町田市の「花壇コンクール」と「東京ふれあいロード・プログラム」への参加を決めました。町田街道木曽交差点角周辺で、月1回の緑化美化活動と年2回の花壇定植をしています。
現在、木曽商工ネットの会員は約80社。月1回の活動には安倍正浩会長を中心に、毎回、15人前後が参加しています。花壇定植は花壇コンクールに向けたもので、配られた同じ花苗を工夫して、きれいな花壇に仕上げていく醍醐味があります。普段は参加できない会員や地域の子どもたちの参加もあり、花を通じた交流の場になっています。
平成29年度には地道な活動が評価され「道路功労者国土交通大臣賞」を受賞しました。これは会員にとって活動の大きな力になっています。
花植え活動を通して始まった地域との新たな交流。
10年経って、私たちの活動が少しずつ地域の皆さんに浸透してきました。活動エリア近くの高齢者支援センターから「花を見に散歩に行く人が増えている」という声もあります。それをきっかけに会員の店で誰でもトイレを使える「Dトイレ」という取り組みも始まりました。花植え活動を通し、地域全体の優しいまちづくりにつなげていきたいです。
木曽商工ネット
会長 安倍正浩さん
主な活動内容/
町田街道木曽交差点角にある花壇(4カ所)の年2回の花植え。月1回の緑化活動(花壇)と水やり、木曽交差点付近の道路の清掃活動。