撮影協力/品川区、天王洲・キャナルサイド活性化協会、旧東海道品川宿周辺 まちづくり協議会
※新型コロナウイルス感染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち撮影を行いました。
現代文化と伝統文化が交わる
注目の天王洲アイル、
東海道品川宿を楽しむ!
ビジネスタウンとして目覚しい発展を続ける品川区。
今回は品川区の臨海地区にぽっかりと浮かび
水辺開発とアートの街として注目される天王洲アイルエリアと、
隣接する江戸の面影を色濃く残す東海道品川宿エリアを紹介します。
緊急事態宣言発令中は不要不急の外出は控えて、
誌面上で〝品川散策〟をお楽しみください。
天王洲アイルエリア
天王洲アイルは、江戸時代に築かれた第四台場をベースにして開発された島です。京浜運河と天王洲運河に囲まれた小さな島で、全域が埋め立て地。かつては、企業の倉庫や物流センターがありましたが、近年、オフィスビルや多彩なショップが集まる魅力的な街に生まれ変わりました。さらにアートギャラリーやイベントスペースも充実し、アートの街としても注目されています。
WHAT(ワット)
寺田倉庫がコレクターから預かった現代アートを保管し、公開するコレクターズミュージアム。名称には「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」 というユニークなコンセプトが込められています。
「-Inside the Collector’s Vault vol.1-
解き放たれたコレクション」展
建築模型保管庫
同時開催の建築倉庫「謳う建築」展
QRコードを読み込むと解説音声が流れます
品川区東品川2-6-10寺田倉庫G号
開館時間/火~日曜11時~19時(最終入場18時)
休館日/月曜(祝日の場合、翌火曜休館)
入場料/一般1,200円、大学生・専門学校生700円、中高生500円、小学生以下 無料。同時開催の建築倉庫プロジェクトの入館料を含む。建築模型倉庫見学(オプション)500円
※緊急事態宣言発令に伴い、営業日時間の変更あり。
公式HPをご確認ください。
WHAT CAFE(ワットカフェ)
ギャラリーとカフェが融合する800㎡のアート空間は、未来を担うアーティストの支援を目的とした芸術文化発信施設。鑑賞するだけでなく、味わい・学び・感じることができる新しいアート体験ができます。
品川区東品川2-1-11
開館時間/11時~18時(定休日なし。貸切イベント開催時は休業することもあります)
入場料/無料
※2021年2月7日(日)まで休館中。
詳しくは、こちらでご確認ください。
画材ラボPIGMENT TOKYO(ピグモン トーキョー)
日本をはじめとする古今東西の希少かつ良質な画材が豊富に揃っています。壁一面に並ぶ鮮やかな顔料、古墨などが陳列された店内はまるでミュージアムのよう。専門知識が豊富な画材のエキスパートがアドバイスもしてくれます。建築家の隈研吾氏による店舗デザインは、竹の簾をイメージしたもので、静かな佇まいの中に存在感があります。
品川区東品川2-2-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F
営業時間/11時30分~19時
定休日/月曜日・木曜日
※2021年2月8日(月)まで臨時休業
ボンドストリート
海岸通りと天王洲運河をつなぐ200mほどの小径。かつては倉庫街でしたが、今では、倉庫をリノベーションした天井の高いショップが並ぶお洒落なゾーンになっています。道沿いは、ポップなアートペイントやビルの壁面にも浮世絵をモチーフにした巨大な絵が描かれているアートの発信地。オフィスとカフェ、倉庫の共存する新たな魅力に満ちたストリートです。
ボードウォーク
天王洲運河という立地を活かした水辺のボードウォーク。オープンテラスのカフェやセレクトショップが並び、潮風を感じながら気持ちのいい散歩が楽しめます。ところどころにイスが置かれているので、景色を眺めたり、のんびり読書も良いものです。
天王洲アイルエリア
水上ホテル「PETALS TOKYO(ペタルス トーキョー)」
天王洲運河に浮かぶ東京で初めての水上ホテル。4隻の色とりどりの小舟からなるホテルで、運河を行き交う船や水鳥を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。内装はそれぞれ異なったデザインで個性的な空間を作り上げ、備え付けのアメニティも自然素材にこだわっています。隣接する「T-LOTUS M」は建築家・隈研吾氏監修の船上スペースで、運河からの風と水面の光に包まれた、都心では類を見ない空間になっており、パーティやイベントなどに活用されています。
水上ホテル「PETALS TOKYO(ペタルス トーキョー)」
品川区東品川2−1 T-LOTUS
客室/4室(定員2名/室、40~45㎡)
宿泊料金/1泊1室あたり 80,000円~(朝食付き)
※15歳以上、ペット不可
詳しくは、公式HPをご確認ください。
東品川海上公園
目黒川が天王洲南運河に注ぎ込む辺りにある公園。アイル橋を挟んで北側と南側に分かれ、北側にはクジラをイメージした滑り台があります。また、目黒川河口と運河をつなぐ「目黒川水門」には、クジラの絵が描かれています。南側には噴水広場やオランダの絵本作家・ブルーナが描いたミッフィーの遊具があります。
クジラをイメージした滑り台
ミッフィーの花壇
目黒川水門
品川宿エリア
江戸時代、東海道五十三次の最初の宿場として栄えた品川宿。旧東海道沿いには、今も多くの神社仏閣や看板建築など、各時代を象徴する建物が残っています。毎年9月には「しながわ宿場まつり」が行われ、豪華な衣装をまとった「おいらん道中」や「江戸風俗行列」などのパレードは、まさに江戸情緒たっぷり。品川宿には今なお歴史と伝統が息づいています。
品川宿交流館
品川宿の情報発信の場として、まちづくり活動の拠点になっています。品川宿を訪れる人々の無料のお休み処になっているほか、駄菓子屋「またあした」は子どもたちにも大人気。2階展示室では専用ケース、壁面、モニターなどに資料を展示し、品川宿の歴史と文化を多面的に紹介。時季に応じて品川宿の歴史と文化を紹介する特別展を開催しています。パンフレットも置いてあり、品川宿のまち歩きはここからスタート。
1階フロアー 駄菓子屋「またあした」
※緊急事態宣言発令中は休業します。
2階展示室
品川宿交流館
品川区北品川2-28-19
開館時間/10時~16時
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)
電話/03-3472-4772
品川神社
北品川の鎮守で「北の天王様」として親しまれています。徳川家ゆかりの神社で「東京十社」の一つ。毎年6月の大祭は「北の天王祭」と呼ばれ、53段の急な石段を神輿が上り下りする様は勇壮です。祭りでは、千貫神輿と呼ばれる大神輿を担ぎ、「品川拍子」の独特なテンポに合わせて各町内を練り歩きます。境内には都内最大級・高さ約15mの「富士塚」があり、山頂からは品川宿が一望できます。
品川神社拝殿
子連れの狛犬
北馬場参道通り
富士塚から一望する東海道品川宿
富士塚
東海道を見下ろすようにそびえるのが東京随一の高さを誇る富士塚の品川富士。明治2年(1869)に品川丸嘉講が築いた東京23区内に残る「江戸七富士」の一つ
品川神社は東海七福神の一つ。
双龍鳥居の左にある大きな大黒天像
赤い鳥居の立ち並ぶ阿那稲荷神社
迷路のような路地散策
品川宿を歩いていると、枝分かれした裏路地がたくさんあり、散策が楽しくなります。狭い路地のそこかしこに、古井戸やレンガの塀を見つけることができ、宝探しの気分が味わえます。井戸は地元の人たちが丹精した植木などの生活用水に使われています。
路地に今も残る古い井戸
昔の路地の趣を残す正徳寺のレンガ塀。工場跡のレンガを利用しているそうです
品川浦船溜まり
かつて品川浦は、豊富な魚介類の水揚げを誇り、海苔の主要な産地でもありました。現在は、屋形船や釣り船が舳先を並べる船溜まりからは、趣ある古い家並みと品川駅周辺の高層ビル群とのコントラストが興味をそそります。 水路にかかる石造りの北品川橋は大正期末のものです。
船宿と古い住宅が並ぶ
かつての漁師町の風景
屋形船
船溜まりの界隈は、江戸時代から潮干狩りや釣り、舟遊びなど水辺のレジャーが楽しめる行楽地として人気がありました。今も古くからの船宿が残されており、屋形船に乗ることができます。
詳しくは以下をご確認ください
品川区公式ホームページ https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/
シティプロモーション特設サイト https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/wa/
アプリ「ココシル品川」https://home.shinagawa.kokosil.net/ja/
しながわ観光協会ホームページ https://shinagawa-kanko.or.jp/
※掲載データは令和3年1月22日現在のものです。「新型コロナウイルス感染症」の影響により掲載している内容が変更される場合があります。