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YR-MAG No.62

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2021 WINTER

NO.62

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東京ふれいあロード・プログラム

東京ふれあいロード・プログラム

公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。

「道路をいつまでもきれいに使おう」との
思いからスタートした清掃活動。
ボランティアの輪が着実に広がっています。

ベアーの会

(昭島市)

ベアーの会は、平成15年に都道八王子武蔵村山線(現、多摩大橋通り)が開通した時に、「道路をいつまでもきれいに使おう」と、犬の散歩で知り合った有志8名で掃除を始めたことからスタート。立ち上げから間もなく20年を迎えます。

「東京ふれあいロード・プログラム」には、平成24年度に認定されましたが、発足と同時に、昭島市の道路・公園などの美化・清掃ボランティアに登録し、清掃活動と緑化活動を続けています。清掃している姿を見て、「私も手伝いたい」という方が増えて、現在は、幼稚園児から高齢者まで、47名が所属しています。

毎回、集めたゴミは、燃えるゴミ、ペットボトルやアルミ缶などの資源ゴミ、不燃ゴミに分別して、約1時間の清掃活動を終了します。活動当初に比べ、ポイ捨てゴミや不法投棄が減ってきています。

地道な活動が評価され、平成21年度と26年度に「昭島市長賞」、24年度には「東京都建設局長賞」、26年度には「道路功労者国土交通大臣賞」を受賞しました。活動の大きな力になるだけでなく、自分たちが住む街をもっと綺麗にしようという思いにもつながっています。

掃除を通じた世代間交流の場。毎月1回の活動は参加者の楽しみです。

会の名前は発足当時飼っていた犬の名前からつけさせてもらいました。現在はお子さんから高齢の方まで、幅広い世代の方が活動に参加しています。また、掃除を通じて子どもたちが自然にボランティア精神を身につけてくれるのも嬉しいです。そして活動が終わったあとのコーヒータイムも楽しみで、活動が世代間交流の場にもなっています。

ベアーの会
代表 鈴木健一さん

主な活動内容/
都道八王子武蔵村山線(現、多摩大橋通り)59号の多摩大橋北交差点からJR青梅線の中神立体までの往復約4km。毎月第1土曜日(1月除く)朝7時からの清掃活動と緑化活動。

「東京ふれあいロード・プログラム」に参加してみませんか?

※新型コロナウイルス感染症予防対策を行い、ソーシャルディスタンスを保ち撮影を行いました。

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