安全安心かつ便利にご利用いただける
駐車場づくりを行っています。
公社では、様々な事業を行っています。このコーナーでは、公社の事業の仕組みと合わせて、公社の部署とそこで働く職員にスポットを当てながら、公社の仕事をご紹介していきます。
交通系ICカード決済が可能な料金精算機を設置するなど、利便性の高い駐車場づくりを行っています。
時間制駐車場の施工現場です。フラップ板と呼ばれる機器を取り付ける位置の確認を行っています。
「ぜひ公社TOKYO PUBLIC駐車場をご利用いただき、ご意見をお聞かせください。」
「駐車場づくり」の仕事
駐車場は誰が建設しているの?
駐車場のレイアウト作成から、現場での工事管理まで公社の土木職員が携わっています。駐車場は一般の土木工事だけでなく電気や精算機等、工種が多岐にわたるため幅広い知識が必要となります。現在では女性の土木職員も活躍しており、今後は女性の視点からも使いやすい駐車場づくりを目指していきます。
技術系職員は事務所では何をしているの?
駐車場予定地で測量してきたデータを元に、専用ソフトを用いて図面を作成するのが主な仕事です。各土地の面積や形状を考慮しながら、安全を確保した上で最も効率的な駐車場の出入口や精算機の位置を決めなければなりません。特に重要なのは利用者の目線で完成後をイメージし、使いやすい駐車場をつくることです。
現場では何をしているの?
レイアウトが決まったら、いよいよ工事に着手するため、各施工会社に依頼をします。そして工事の開始時には立ち合いを行い、構築物の細かい位置の指示をします。また複数の駐車場で同時に作業が行われることもあり、適切な進捗管理を行うことが求められます。工事の完了時には検査を実施し、安全に運用を開始するため精算機等の動作確認も入念に行います。最近ではキャッシュレス決済対応として、交通系ICカードリーダーを搭載した精算機を積極的に設置して、利用者の利便性向上を図っています。
仕事のやりがいはなに?
駐車場の建設にあたっては、社内外の方々と日程や施工内容について調整しなければならないことが多くあります。また、どう設計すればコストを抑えつつお客様が安全安心に利用できる駐車場となるか、そういった点が担当者の手腕が問われるポイントだと感じています。
様々な調整や設計について難しいと感じることもありますが、それだけに完成した時には、大きな達成感が得られます。まだわからないことも多く日々勉強しながら取り組んでいますが、相談と調整を重ねながら一つひとつ仕事を覚えて課題を解決し理想的な駐車場をつくっていく、その充実感が仕事のやりがいにつながっています。
今後の意気込みについて
様々な現場に携わっていきながら、知識や経験を身に付け、安心して現場を任せてもらえるよう、日々努力していきます。
土木業界で働く女性はまだまだ少ないのが実情ですが、その一人として、今後も多くのお客様に安全安心に利用いただける駐車場の整備に、積極的に取り組んでいきたいです。