東京ふれあいロード・プログラム
公社では、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指す東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
子どもたちが丹精込めて育てた色とりどりの花が、
小さな花壇に咲き誇ります。
「みんなで育てた花を見に来てください!」
社会福祉法人七施
育正保育園
(墨田区)
社会福祉法人七施 育正保育園は、隅田川に架かる駒形橋近くにあり、0歳から5歳までの子どもたちが通っています。草花を育てることが大好きな中村友美園長が中心になって、駒形橋のたもとにある小さな花壇の手入れをするようになってから3年目。平成29年度に、東京ふれあいロード・プログラムに認定され、参加団体では平均年齢最年少の団体です。
年長クラスの子どもたちが毎年花壇に花を植えるのが恒例行事となっています。通園の行き帰りに、自分たちが植えた花が育つ過程を見ることができるのも貴重な体験となっています。花の名前を覚えたり、春にはチョウチョが来たり、てんとう虫がきたり、梅雨の時期になると、カタツムリがいたり、子どもたちは大興奮です。
普段の手入れは、年長クラスの花壇係の子どもたちがしています。不定期で、天気の良い日を選んで、子どもたちが3時のおやつを食べたあとに、1カ月に4回ほどしています。
子どもたちが土に触れる大切な機会になっています。
育正保育園のある界隈は、花があまり咲いていないので、地元の皆さんも花壇の花を楽しみにしてくれているようです。声をかけてくださる方もおり、地域の人たちと交流できる場にもなっています。そして何より、子どもたちが土に触れ、植物の成長を間近に見られる大切な機会となっています。
社会福祉法人七施
育正保育園
園長 中村友美さん
主な活動内容/
駒形橋たもとにある花壇の年4回の花植え。
月4回の緑化活動(花壇)と水やり、育正保育園前から花壇までの清澄通りの清掃活動。